柔道に挑戦するオーストラリアの生徒
東広島市黒瀬町大多田の武田中学校・高等学校(島本一宏校長)はこのほど、日本へ教育旅行中のオーストラリアのヒルズグラマースクールの中・高校生28人を受け入れた。
一行は中学生の英会話の授業に参加した後、押し花のしおり作りや茶道を楽しんだ。
柔道体験では、同校の柔道部員による模範演技を正座して見学し、生徒や教員に手伝ってもらいながら柔道着に着替え実技に挑戦。昼食時と午後は生徒たちと文化交流をした。
サミエル・フェルナンデス君(14)は「初めて柔道を経験できてよかった。日本の生徒と話す時間がたくさんありうれしい」と満足そうに語っていた。ギブ・ベンジャミン教諭は「人数の多い学校なのに、礼儀正しい生徒ばかり」と感想。
島本校長はこの国際交流を振り返り「外国人と接する機会は今後増えていく。今日の交流で生徒たちは貴重な経験をした」と話していた。 (門田)