東広島市西条栄町の東広島市役所北館1階にこのほど、市民協働センターが開設した。さまざまな分野で活動している市民活動団体や住民自治協議会などの総合的な促進を図り、市民協働を推進することが目的。
市民活動団体は無料で団体登録でき、36人収容の会議室をはじめ、輪転機、紙折り機、大判プリンターなどの機器がそろった作業室を利用できる。
円机が四つ並んだオープンスペース、パソコンコーナー、図書コーナー、掲示コーナーは登録なしでも利用可能。
開設後は住民自治協議会やNPO団体などが登録し、打ち合わせに会議室を使用したり、作業室で資料作成をしたりする姿が毎日見られる。
利用者からは「ラミネーターや紙折り機を使えるのはありがたい」「ここに来れば各地域センターの情報紙が入手できる」と好評。市企画振興部地域政策課の岡田昭彦係長は「市中心部には打ち合わせ場所が少なく、やむなくファミレスを使用する団体もあったと聞く。市民が気軽に立ち寄れる場所として、まずは知ってもらって、広く利用してもらいたい」と話している。(門田)