敬老の日を前に特別養護老人ホーム御薗寮は9月14日、敬老会を行った。県内最高齢で111歳の藤原ナツコさん=写真中央=をはじめ、喜寿、米寿、白寿、100歳以上の15人にお祝い品を贈呈し、長寿を祝った。
入所者とその家族約80 人が出席。藤原さんは家族に付き添われながら、壇上で記念品や花束を受け取り、喜びの表情をみせていた。
藤原ナツコさんは、1901年9月29日生まれ、同市西条町御薗宇出身。近々112歳を迎える。子ども5人(1人は他界)に恵まれ、現在、孫が9人、ひ孫が7人。義娘・静枝さん(76)によると、長寿の秘訣は「規則正しい生活。何でもよく食べ、103歳までは自分の足で毎日2000歩は歩いていた。現在もとても元気で病気をせず健康」だという。
蔵田義雄市長もお祝いに駆けつけ「藤原さんをはじめ、市内には100歳以上の方が93人いて誇りに思う。東広島の財産として、これからも頑張ってほしい」と祝辞を贈った。 (谷川)