サービス付高齢者向け住宅を運営するワールドステイ(岡田隆社長)は、東広島市西条中央4のワールドステイ・西条中央で、利用者向けレクレーションに「まわしよみ新聞」を取り入れた。
9月11日に行われた第1回には4人の利用者と同所職員が参加。新聞5紙を回覧し、気になった記事を切り抜いて紙に張り「オンリーワンの紙面づくり」を楽しんだ。「たくさんの新聞をみんなで読めて楽しい」と話す参加者=写真。
この日の「トップニュース」は、東日本大震災から2年半後の被災地を取材した記事に決定。
平成24年12月に開所した同所。宮田健二主任は「これまでのレクレーションは鑑賞が中心で、参加型の行事は初めて。新聞の見出しだけでも毎日の話題にしたい」と手ごたえを感じていた。
「まわしよみ新聞」を企画した蓮池新聞舗(蓮池大彦社長)の藤岡徹也さんは「新聞を読んで思い出に浸ったり、普段出てこない言葉に出合ったり、いろいろな楽しみ方ができる。今後も提案を続けていきたい」と意欲をみせる。 (堀)