「地域の人たちと映画づくり」の夢かなう 東広島市立高美が丘小学校と高美が丘町内で9月27〜29の3日間、全校生徒511人、地域の人たち約30人が出演する映画作品の撮影が行われた=写真。
同小5年生の竹中亜花里さん、永見優衣さん、原響子さんが青少年育成広島県民会議の「夢配達人プロジェクト」へ、「地域の人たちと一緒に映画をつくりたい」と提案して応募、選ばれた。
作品は高美が丘にやってきた人物が、ごみをポイ捨てしたことから、小学生が美しいまちを取り戻そうとするオリジナルのストーリー。
撮影初日は同小を舞台に児童が参加。力の入った演技を見せた竹中さんは「セリフや仕草など緊張した」、島田角栄監督(41)は「真面目に訴えるかけることはもちろん、娯楽性を持ち合わせた映画にしたい」と話している。
映画のタイトルは提案者の3人を中心にして決める。
上映は来年2月13日の参観日を予定している。この後、市内各校や地域の人にDVD作品を配る計画。(高橋)