東広島署(石宮喜志夫署長)は9月25日、東広島市内在住の高齢女性の貯金を狙った詐欺被害を未然に防いだとして、同市安芸津町木谷の安芸津木谷郵便局・森重美由紀局長と、同市黒瀬町楢原の黒瀬楢原郵便局・大久保ひとみ局長に感謝状を贈った=写真。
安芸津木谷郵便局では8月12日、詐欺の株式購入代金として約500万円を引き出そうとしていた市内の女性(68)を同局職員が不審に思い、引き留めて警察へ通報し被害を未然に防いだ。
黒瀬楢原郵便局では8月22日、詐欺の有料老人ホーム入居権購入代金として貯金約600万円を解約しようとしていた市内の女性(75)の言動を不審に感じて引き留めや説得を行い、被害を未然に防いだ。
両局長は「普段から話のできる関係づくりをしていたからこそ被害を防ぐことができた。お客さんとのコミュニケーションの大切さを改めて実感した」と話していた。(川口)