ルールやマナーを再確認 高齢者の交通安全教室
東広島市主催の「秋の参加型交通安全教室」は9月22日、東広島市西条中央の賀茂自動車学校で行われ、市老人クラブ連合会の西条・八本松支部から計30人が参加し、実技講習を通じて交通のルールとマナーを再確認した=写真。
実車運転では基本的な実技をチェック。参加者は不慣れな教習車ということで、一時停止の確認不足や時速35㎞で急ブレーキをかける急制動の反応遅れなどがみられた。一方、危険予知能力を測定するドライブシミュレーターでは長年の経験から予測、対応力に優れていた。
八本松支部の西信節子さん(72)は「実車運転は緊張した。これからも気をつけて運転したい」と話していた。
東広島署によると、署管内の平成25年の交通事故死者は9月21日現在6人で、このうち4人は高齢者。講習では「身体能力を知って、長年の運転で身についた悪いくせを直し、安全運転を心がけてほしい」と呼びかけていた。 (谷川)