10月11日から20日までの「全国地域安全運動」(全国防犯協会連合会及び都道府県防犯協会)に合わせて行われた標語の公募で、竹原高校3年の友廣美咲さん(17)の作成した「守ろうよ 地域の子どもは みんなの子」が最優秀賞を受賞した。標語は期間中、全国の警察署などの公共施設でポスター掲示されている。
今年5月、同校国語担当の森岡浩人教諭のクラスで標語作成に取り組み、友廣さんは5部門あるうち「子どもと女性の犯罪被害防止」部門を選んだ。同校から約100作品を応募した。「ポスターを見た人が子どもを守る活動に積極的にかかわってくれれば」と望んでいる。
保育士を目指す友廣さんは「自分が住んでいる町はあいさつが盛ん。他の地域もあいさつをたくさんするようになれば、犯罪が減るのではないか」と考え、この標語を思いついた。全国規模の大会で優秀な成績を修めた人に贈られるメイプル賞(広島県教育委員会)も受賞した。(森)