中国電力が主催の「エネルギアランナーズスクールin東広島」が10月19日、東広島市西条町田口の県立西条農業高等学校陸上競技場で行われた。東広島市では初開催で、市内の小学生と高校生66人が参加。
同スクールはスポーツの基本「走る」ことを通じ、子どもたちに体を動かすことの楽しさや喜びを実感してもらいたいと、中国電力陸上競技部が平成16年から実施している。
参加者は小学生と高校生に分かれウオーミングアップをして、ミニ駅伝やリレーに挑戦。アテネオリンピック5位の実績を持つ油谷繁コーチら5人のアドバイスに参加者は真剣に耳を傾けていた。
西条農高1年の出口夏海さん(16)は「経験のない練習メニューがあり楽しかった。有名な選手からアドバイスをもらえ、貴重な体験になった」と話していた。東西条小6年の出羽芙美さん(12)は「走るときにはリズムも大事だと知った。ミニ駅伝が楽しかった」と笑顔だった。
油谷コーチは「積極的に話しかけてくる元気な子が多かった。このスクールをきっかけに、陸上に限らずスポーツの楽しさを知ってもらえたら」と話していた。(門田)