東広島市防犯連合会と東広島署は10月19日、東広島市西条西本町の東広島市市民文化センターアザレアホールで防犯ボランティア交流会を行った。
防犯功労者表彰では、東広島市防犯連合会の杉井弘文会長が防犯栄誉金章を、福富町の坂井巌さんが防犯功労者の表彰を受けた。
基調講演では、広島県警察本部安心安全推進課の減らそう犯罪情報官・岡崎玲史さんが「本当の安心と安全を得るため」と題し、防犯ボランティアの活動が地域の絆を強めていく原点であると訴えた。
ボランティア活動発表=写真=では、「高屋東小学校区防犯ボランティア」「寺西防犯隊」「正力地区わがまちをまもり隊
」の代表が現状や今後の課題などを話し、会場を埋めた来場者はうなずきながら熱心に耳を傾けていた。
八本松小学校PTA執行部の小林陽子さんは「地域の絆が薄れていると言われる中で、地道な防犯活動が地域の連携や自主防災につながるという話が印象的だった。できることから取り組んでいきたい」と話していた。
(門田)