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「エイズの正しい知識を」黒瀬高生徒が学習

  • 2021/06/09

 

 12月1日の「世界エイズデー」を前に、エイズに関する正しい知識を学ぶ勉強会が10月23日、東広島市黒瀬町乃美尾の県立黒瀬高校で行われた。3年生87人と教員ら計97人が参加。県西部東保健所のスタッフと事前に学習した生徒が「ピアエデュケーター」としてクイズを交えながら正しい知識、性感染症、命の大切さなどについて伝えた。
 ピアエデュケーターは加賀本朱里さん、沖森亜美さん、千田舞子さん、津川瑠美さんの4人。沖森さんは「自分が分からなかったことを自主的に勉強することができよかった」、津川さんは「高校を卒業してもこれからの将来に役立てたい」と話していた。
 パネラーの広島エイズダイアル・三浦寿秀さんは「誰でもリスクがあり他人事ではない。感染の予防法を知って自分の命は自分でしっかり守るように。不安なことは相談してほしい」と生徒に呼びかけた。広島県では2012年のエイズ発症者は14人で、過去最多だった。(堀江)

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