「反射材活用促進キャンペーン」が11月8日、東広島市西条町御薗宇のフジグラン東広島で行われた。反射材用品などの活用の促進を図る「県下一斉反射材等活用促進強化週間」(11月5日〜11日)の活動の一環。この日、県内全警察署管内の28カ所で一斉に実施された。
東広島署員、東広島市職員、東広島交通安全協会の会員ら12人が、「反射材をつけて交通事故を防いでください」と声をかけながら、高齢者を中心に反射シールや反射物のついた手袋、チラシなど300セットを配布した=写真。
同市西条町の南部薫さん(64)は「普段の移動手段は自転車。信号がなく、暗くて危ない所が多いので気を付けたい」、同町の東谷寛子さん(42)は「夜間の自転車走行や歩行時、車から見えるのか分からないときがある。ウオーキング中の人の反射材はよく見えるので、さっそく家族で使いたい」と話していた。
東広島署の新庄一司交通課長は「高齢者が夜間に道路を横断しようとして車に跳ねられる事故が増えている。反射材を活用し交通事故防止を図ってもらいたい」と話していた。(門田)