東広島市立西条小学校(島本智子校長・1145人)が平成25年度租税教育推進校の国税局長表彰校に選ばれた。11月21日に同校で西条税務署の登川幹雄署長から表彰状が手渡された=写真。
同校では6年生の社会科で毎年「租税教室」を開催。児童は税金の使途や国家予算における税の役割などを学んでいる。税務署職員のほか、地元の会社経営者らも教壇に立つ。また、税に関するポスターや絵はがきの募集に全児童が応募するなどの取り組みが評価された。
島本校長は「子どもに身近な税は消費税だが、払う部分だけでなく、税の使途について理解を深めてほしい」、登川署長は「学校や地域団体を挙げて租税教室に取り組んでもらえることはありがたい」と話していた。 (堀)