創立140周年を迎えた東広島市八本松飯田5の市立川上小学校(兼田克子校長、515人)は11月10日、記念の学習発表会を行った。児童は地域や小学校の歴史を歌、劇、合唱で表現。会場は保護者や地域住民らの温かい拍手に包まれた。
5年生76人は川上小ができるまでの流れを劇にして発表。大正・昭和時代にタイムスリップするストーリーで、小学校の移転・統合や校章・校歌を決める当時の人たちを演じた。子どものことを真剣に考えた地域住民のおかげで今の小学校があるとまとめ、「大好き、川上小学校」と締めくくった。八本松地域の民生児童委員・脇坂信之さん(70)は「歴史を知らない人が多い。振り返るいい劇だった。構成が面白く、感動した」と話していた。(橋本)