広島市中区のひろしま国際センターは1月18日、東広島市西条昭和町の東広島グリーンホテルモーリス周辺で外国人を対象にした防災訓練を行った。東広島在住の外国人18人と地域住民や学生ら計39人が参加した。「多文化共生のまちづくり」の促進が目的。
東広島市教育文化振興事業団の多文化共生コーディネーター・間瀬いくさんと市危機管理課担当者が防災の心構えなどをレクチャー=写真=した後、大雨災害を想定して、グループごとに避難所である三ツ城小学校と西条中学校を目指してホテルを出発。災害時の危険箇所などを確認しながら避難した。参加者は「何が危険か歩いてみて分かった」「住んでいる地域でも生かしたい」と話していた。(三島)