東広島市八本松南2の市立美術館で版構造による作品を展示する『現代の造形—Life&Art−「版の力」』が開かれている。3月16日まで。
作品は伝統的な染色の技術を用いたものから3Dプリンターといった最新技術による作品まで、15人の作家による40作品が展示されている。 開催初日となった7日には開会式と作者による作品の解説が行われた。八本松中学校の生徒70人も参加し、一般の参加者と共に作品を鑑賞しながら解説に耳を傾けた=写真。
画家で広島市立大学芸術学部教授の友安一成さん(63)は「版の世界の広さについて知ってもらいたい」、観客は「版画の深さを感じた。楽しませてもらった」と話していた。(越智)