酒どころ西条の酒造会社9社の酒の飲み比べが東広島市西条本町の観光案内所「くぐり門」で2月1〜4日まで行われ、酒愛好家でにぎわった。観光客を中心に「一カ所でいろいろな酒を味わいたい」という多くの要望を受けて東広島市観光協会が初めて開催。
参加者はくぐり門の一画に設けられた専用コーナーで専用のお猪口を使い、好みの酒を思い思いに味わっていた。高校時代の同級生4人で広島市から参加した寺戸菜梨さん(30)は「他県の酒どころではこのようなイベントがいろいろ開催されていたので西条でもやってほしいとずっと思っていた。純米酒がおいしい」と笑顔。神奈川から出張帰りに立ち寄ったという男性もおり、皆、楽しそうに酒を囲み会話を弾ませていた。
今回の飲み比べでは同協会のマスコットキャラクターのん太が印刷された枡か、のん太の絵柄が付いたお猪口二つのどちらかがお土産としてついて料金は1000円で、参加者は4日間で75人だった。 (堀江)