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県内店舗で初の強盗対応訓練 東広島市内店舗の20人参加

  • 2021/06/02

 

 日本マクドナルド株式会社は3月13日、東広島市西条土与丸のマクドナルド西条店で東広島署の協力を得た強盗対応訓練を行い、同市内4店舗のマクドナルドの店長やスタッフら約20人が参加した。マクドナルドが警察の指導のもとで訓練を行うのは県内で初めて。
 訓練は、深夜に刃物を所持した強盗が押し入ったという想定で実施した。強盗役の東広島署員が刃物で店員を脅し模擬紙幣を奪って逃走。店員が通報し、駆け付けた警察官に状況を説明した。
 訓練後、同署生活安全課の芳岡泰浩課長は「昨年県内ではコンビニで8件の強盗事件が発生している。深夜も営業している店舗は狙われる可能性があるので、狙われにくい環境づくりが大切だ」と参加者に呼びかけた。
 日本マクドナルドの亀田尚ビジネスコンサルタントは「スタッフにとって良い経験になった。今回の訓練をお客さんに安心して過ごしてもらえる場所づくりに生かしたい」と話していた。 (川口)

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