東広島署は自転車盗や万引きの抑止活動・検挙を強化しようと、JR西条駅から広島大学を結ぶ幹線道路・ブールバールに重点をしぼったパトロール活動「ブールバールエリア作戦」に取り組んでいる。
制服姿の警官と市防犯連合会などの地域安全推進員それぞれ二人が一組となって、月に3回、大型商業施設や大型駐輪場などを中心に巡回・声かけをする。
平成25年の同署内の刑法犯の発生数は1352件。この内、西条駅・広島大前・寺西のエリアでの発生が342件で全体の4分の1を占めている。自転車盗は355件中145件(40・8%)、万引きは190件中96件(50・5%)がブールバールエリアで発生している。
1回目の4月7日には同署で出動式が行われ、パトカーなどが一斉に出動。横山義政地域交通官は「防犯連合会と連携して息の長い活動をしていきたい」と話していた。(西村)