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東広島署 街頭で交通安全を呼びかけ 人傷事故の66%「追突・出合い頭」

  • 2021/06/02

街頭でちらしを手渡す署員

 

追突や出合い頭による交通事故が、東広島署管内で目立っている。
 今年1月から4月末までの人傷事故発生件数は323件。このうち追突と出合い頭の事故は212件で、全体の66%を占める。
 事故は交差点や交差点付近に集中しており、原因の多くは、脇見や左右確認不足などの不注視によるもの。
 同署の上本寿春地域課長は「細い道が交差する信号のない交差点では、どちらが優先か分かりにくい場所や、交通量が少ないため来ないだろうという思い込みが起こりやすい場所などがある。しっかり速度を落として、左右を確認してほしい」と呼びかけている。
 同署と東広島交通安全協会は6月5日、フジグラン東広島入り口で街頭キャンペーンを行い、安全運転を呼びかけた。
 警察官6人と安全協会員5人が2カ所の入り口に分かれ、買い物に訪れた人たちに事故件数や注意点の書かれたちらしなどを手渡した。
 ちらしを受け取った東広島市西条御条町の紙田みえさん(49)は「以前、交差点で事故にあったことがある。こちらが優先だったのでぶつかると思わなかった。それからは、運転には気を付けている」と話していた。 (西村)

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