今年で8回目を迎えた「水と緑と音楽のまち2014ひがしひろしま音楽祭」が6月7〜8日に行われ、二日目は東広島市中央生涯学習センター大ホールで吹奏楽、和太鼓、合唱など11の団体が日ごろの練習成果を発表した=写真。
今回は初めて総合監修として広島吹奏楽団常任指揮者の小川秀樹さんを招き、主会場である同大ホールに加え、前日の7日には賀茂泉酒造和泉館でのアンサンブルや賀茂鶴酒造1号蔵ではジャンルをJAZZに絞るなど西条の特徴である酒蔵に会場を移し、より魅力のある開催内容となった。
小川さんは「今回は酒蔵でのコンサートをしたり、広島県内外でプロとして活躍するヒロムジカのメンバーをゲストとして招いたりした。こうした音楽の祭典が長く続くよう市民の皆さんで育てていってほしい」とあいさつした。
夫婦で演奏に参加したパンフルート奏者の山本由美さん(56)は「音楽祭参加へ向けて練習してきた。大人になっても音楽に触れる機会を持つのは楽しい」と笑顔で話していた。(松永)