池田会長(左)と手島さん(中央)、FM東広島のパーソナリティの原さん(右)
東広島署管内少年補導協助員連絡協議会(池田昇会長)と、協助員の手島紀子さんがこのほど、中国管区警察局・中国少年補導員連絡協議会から少年補導功労者の表彰を受けた。
東広島署管内少年補導協助員連絡協議会は発足25年。現在、大学生からサラリーマンまで47人の協助員が所属している。
各中学校区ごとに協助員を配置しており、学校訪問や巡回を行っている。平成25年度は延べ406回の活動を行った。
池田会長はタクシーの運転手をしながら子どもたちを見守ってきた。「皆さんの協力があったからこそ」と表彰の喜びをかみしめる。
手島さんは活動を始めて10年。きっかけはPTA活動だった。わが子が卒業してからも活動を続け、不審者の警戒や万引防止を訴える寸劇を作り、小中学校で防犯教室を開催したり、あいさつ運動や学習支援の手伝いなどをしている。
手島さんは「学習支援で出会った子どもが入試に受かったと聞いたときはとてもうれしかった。今後、一人でも多くの子どもが罪を犯さない、犯罪に巻き込まれないように活動を続けていきたい」と話していた。(西村)