外国籍の人を対象にしたお茶会が7月6日、東広島市市民文化センターで行われ、約50人の外国人が茶道を体験した。東広島市教育文化振興事業団の主催。今年で10回目。
受け付けには英語と中国語で書かれた茶道を説明する資料と、7日の七夕に合わせて短冊が用意され、訪れた人たちは短冊に思い思いの願いを書いてササの葉に飾った。
フィリピン国籍とタイ国籍の女性3人と賀茂高校の留学生でスウェーデン国籍の男性が、抹茶と懐紙に乗せた菓子を運び、訪れた外国人をもてなした。
国際交流ボランティアとして開催当初から七夕茶会に参加し、点前の指導もしている三浦雅美さん(69)は「日本文化や日本語に積極的になじもうと、理解しようとしてくれているのでコミュニケーションが取りやすい」と笑顔だった。(松永)