東広島市安芸津町風早の南海診療所の前庭の「リュウゼツラン(竜舌蘭)」が開花しそうだ。
約30~50年かけてたった一度だけ黄色い花を咲かせる植物。同診療所では開院した50年前に植えられたのではないかと推測しており、これまで一度も開花したことはなかった。今年の6月初旬に巨大なアスパラガスのような見た目の茎が伸び始め、約1カ月かけて6の高さになった。
取材した7月11日には、リュウゼツランは横に伸びた枝先に、小さなつぼみをたくさん付け、開花の時を待っていた。
同診療所の看護師らは「少しずつ変化する様子を撮影して、記録に残したい」と開花を楽しみにしている。(西村)