広島大学の元留学生で、現在は台湾・東海大学の准教授・王良原さん(49)が教え子18人を連れて来広し、7月17日、学生時代から交流の続く東広島市八本松町吉川の見浦自動車で日本文化に触れた。
八本松ひょっとこ愛好会が踊りを披露すると、ユニークな面や腰つきに学生らは笑いながら写真撮影をしたり、面をかぶって一緒に踊ったりした。オカリナ演奏、茶道体験も楽しんだ。
学生時代、食糧流通を学んでいた王さんは車の購入で同店を訪れ、家庭菜園をしている見浦良江さん(82)と意気投合。帰国してからも連絡を取り合い、これまでにも2回、教え子を連れてきている。王さんは「いい経験をさせてもらった。学生らは将来、また日本を訪れたいと思うだろう」と話していた。
王さんたちは「国際交流プロジェクト」として10日間広島に滞在。学生は広島大学で講義を受けたり、菓子やソースの生産工場の見学をしたりした。(橋本)