東広島市八本松町原の社会福祉法人広島県リハビリテーション協会はベトナムとのEPA(経済連携協定)に基づく介護福祉士候補の第一期生、レ・チィ・リエンさんの受け入れを決定し、8月15日に歓迎会を開いた。
母国の看護師資格を持つレさんは、138人の看護師・介護福祉士候補生とともに6月5日に来日し、千葉県で日本語と介護の研修を受けた。
レさんは流ちょうな日本語で「日本に来ることができてうれしい。日本人は真面目で、いつも優しい。日本語の能力を伸ばして、介護のすべてを勉強したい」と抱負を述べた。
今後、障害者施設「デイサービスセンターときわ」で食事、入浴、更衣など介護業務全般に携わりながら、3年後の国家試験合格を目指す。
河内昌彦会長は、国際交流の観点からも「ベトナムと社会福祉の側面でもつながりが持てれば」と期待している。(森)