「東広島ブラジルフェスタ」が9月7日、東広島市西条栄町の西条中央公園グラウンドで行われ、県内在住のブラジル人や東広島市民でにぎわった。同フェスタ実行委員会が初めて開催。
午前の部では、子どもたちがフットサルのリーグ戦に汗を流した。グラウンドにはブラジル料理や小物などの屋台が並び、大勢の人々が列を作っていた。
午後からは、会場が音楽とダンスの熱気に包まれた。ボサノバ演奏の後、サンバのダンサーが登場。一緒に踊る来場者もいた。
フェスタは、東広島市の国際化に寄与するとともに、国際相互理解の増進と国際友好親善の促進を図ることが目的。
東広島市は、ブラジル・サンパウロのマリリン市と親善都市提携を結び、さまざまな分野での交流を通して、国際理解を深めている。
同フェスタ実行委員長で外国人生活相談委員の高良マルシアさん(45)は「こんなにもたくさんの日本人が来てくれるとは予想外でうれしい。このイベントを機会に、一人でもたくさんの人がブラジルについて関心を持ってくれたら」と話していた。 (山崎)