MOA美術館東広島児童作品展実行委員会主催による同作品展が9月27、28日の両日、東広島市八本松南2の市立美術館で開催された。
初日の27日には表彰式が行われ、蔵田義雄市長をはじめ、実行委員長の難波平人広島大名誉教授から受賞者に表彰状と記念品が手渡された。
絵画と書写の計2200点の応募の中から60点が入賞。最高賞のMOA美術館奨励賞には書写の部で「希望」と書いた三ツ城小6年・片山尚樹君と、絵画の部の八本松小4年・堀田宗太郎君が選ばれた。堀田君は「昆虫が好きでカブトムシを描いた。最高の賞がとれてうれしい」と喜んでいた。
今年で17回目を迎えた同作品展は、創作活動を通して「豊かな心」と「思いやる心」を育てることを目的として開催されている。
奨励賞の2作品は来年1月に静岡県熱海市のMOA美術館で開催される全国展に応募される。(松永)