女子プロゴルフのステップ・アップ・ツアー「フンドーキンレディース」(大分県臼杵CC、6461ヤード、パー72)は2日目最終日の10月2日、初日6アンダー66で単独トップに立った東広島市黒瀬町出身の槇谷香さん(26)が3バーディの69でラウンドし通算ノーボギー9アンダーの135でプロ入り初優勝を飾った。
アマチュア時代にも回ったことがある同コースは「試合前から良いイメージがあった」と振り返る。今回の優勝でレギュラーツアー4試合の出場権を獲得した。
ステップ・アップ・ツアーは次世代を担う女子プロゴルファーの育成の場で年間12のトーナメントがある。
今季の槇谷さんは、今大会の2週間前に行われた岡山でのトーナメントで初日をトップタイで終えたが2日目に崩れ、優勝を逃している。
その時に「自分ができることをすればいい」と母親から声を掛けられ、張り詰めた肩の力を抜くことができたという。今大会では自分の実力をねばり強く出し切ることに集中していた。
10歳にゴルフを始め、25歳でプロ協会に入会。「自分のプレーを精いっぱいやって1段ずつ着実に成長したい」と意気込みを示した。(松永)