東広島署員、地域安全推進員、広島国際大学の学生ら計約20人は10月14日、JR西条駅前で自転車盗被害やひったくり被害の防止を呼び掛けた。通勤・通学者にポケットティッシュやチラシを手渡したり、ひったくり防犯ネットをかごに取り付けたりした。
自転車盗被害件数は9月末現在、広島県内で1008件。このうち東広島署管内は276件で、県内で最多。
ひったくり被害は同署管内で9月に入り、3件立て続けに起こった。若い女性や学生が狙われた。 自転車盗被害の75%は鍵をかけておらず、同署は、鍵をかけること▽管理が行き届いている駐輪場の利用▽自転車の防犯登録の実践—を呼びかけている。
防犯ネットを受け取った専門学生・中谷亜衣沙さん(19)は「防犯ネットのことは知っていた。活用したい」と話していた。 (新海)