東広島市在住の外国人による「第11回日本語スピーチコンテスト」がこのほど、アザレアホールで開催された。広島大学、賀茂高校、西条中学校の留学生や社会人、6カ国13人が日本での日常体験や日ごろの思いを日本語で熱弁した。国際交流会、東広島市国際化推進協議会、東広島市教育文化振興事業団の主催。東広島ロータリークラブ共催。
「私と日本のラブストーリー」がテーマで最優秀賞に輝いた広島大学大学院修士1年のケイ・ゲンキさん(23)=写真=は中国出身。ほかのスピーチを聞いて「日本に住んで外国人にしか分からないいろいろな思いを聞けてよかった」と笑顔。
審査委員長の広島大学大学院教育学研究科・松見法男教授は「改めて日本語の美しさ、素晴らしさを感じることができた。われわれも日本語を大事にし、言葉を磨いていきたい」と講評を述べた。(新海)