西条駅前商店街振興組合と東広島青年会議所は東広島市制40周年とJR西条駅120周年を記念し12月22日、JR西条駅舎に3Dプロジェクションマッピングを投影した=写真。軽快な音楽に乗って次々とのん太や酒造りの様子などが写し出され、西条の魅力あふれる幻想的な光の世界に多くの市民が楽しんだ。
同会議所・部谷拓司例会運営会委員長が東京駅で行われた3Dプロジェクションマッピングを見て、ぜひ西条でも行いたいと準備を進めてきた。 上映にあたって、駅舎周りの飲食店の看板や街灯などを消し、駅舎の窓には白い紙や暗幕を貼った。上映費用は国のにぎわい補助金と地元企業の協賛金などを充てた。
家族4人で来ていた東広島市西条昭和町の椎葉賢一さん(43)は「都会でないと見られないと思っていた。西条の良さが伝わってきた」と話していた。 (新海)