賞状を持つ受賞者
「この本面白かったよ、読んでみて」と呼び掛けて読書の輪を広げようと、東広島市立東西条小学校(福場克史校長)はこのほど、校内の読書紹介文コンクールを行い、特選・準特選計15作品を選んだ。昨年に続き、2回目。
対象の2~6年生が、移動図書館や自宅で選んだ本から1冊を選び、おすすめしたい人を明確にした上で、あらすじ、感想を交えた紹介文を書いた。同小の教員と市教委、アスクライブラリー、プレスネットが審査。アスクライブラリーの絵本作家・朝川照雄さんは「昨年よりレベルが上がり、どの学年も選考が難しかった」と感想を話した。
6年の特選に選ばれた神笠知子さんは「自分が読んだときに感じた『スカッと』した気持ちをみんなにも味わってもらいたい」と話していた。
福場校長は「たくさんある本の中から『選ぶ』という力を身に付けてもらいたい。環境を整え読書好きを増やしていきたいですね」と話していた。 (橋本)