全国マツダ労働組合連合会JCSユニオンはこのほど、東広島市西条町寺家の障害者支援施設「広賀園」に寄付金を贈った=写真。寄付金は従業員315人からの募金。
広賀園の井上圭太郎理事長は「新春のほほえみ喫茶で使わせていただく。豪華なメニューが出せます」と感謝していた。
ほほえみ喫茶は月に一度園内で開いているお茶の時間。食事制限のある利用者もその日だけは好きな飲物と菓子を食べながら、音楽や芸能などを楽しむ。
腎臓透析を小学6年から受け、下関から施設に来て10年になる本村ますみさん(30)は「喫茶が楽しみです」と笑顔で話していた。
施設からは、お礼に利用者が作った干支羊の置物が贈られ、ユニオンの田部洋治執行委員長は「毎回いただく置き物は15個になった。ありがたいですね」と交流を喜んでいた。 (新海)