東広島市八本松町飯田の市立川上小学校はこのほど、「いつもありがとう」作文コンクールで団体賞に輝いた。
コンクールは小学生を対象に、『言葉では言えない家族への感謝』をテーマにした作文を募集しており、毎年全国から3万点を超える作品が寄せられる。シナネン株式会社(本社・東京)と朝日小学生新聞の主催。
同小は全校児童の作品を応募した。12月12日にはシナネンの田中正人経営企画部長が同小を訪れ、兼田克子校長に賞状を手渡した=写真。
同小学校を含む磯松中学校区では昨年度から地域ぐるみでありがとう運動を実施。家族、地域住民、友達などへの感謝が伝わる標語の募集、地域住民や保護者から子どもたちに感謝を伝える「ありがとうポスト」を学校玄関や地域センターに置くなどしている。
兼田校長は「学校の取り組みに関連しており、テーマが家族への感謝であったことから応募を決めた。普段うかがうことのできない子どもたちの心の声を聞くことができた」と喜びを語った。 (松永)