暴力追放を訴えるパレードが2月7日、東広島市西条栄町の市役所一帯で行われた。市暴力監視追放協議会、東広島署、市が主催で、今年で10回目。過去最多の約1600人が参加した。
暴追協の水本洋一会長は「安全な地域、社会をつくろうという市民の皆さんの思いは年々強くなった。これからも協議会が先頭に立ち、暴力団排除へ向けた活動をしっかりと行っていきたい」とあいさつ。
参加者は「暴力団は出ていけ」「暴力団に金を出すな」などと声とこぶしを上げ、市立西条小学校、市立三ツ城小学校の両鼓笛隊とともに約1?を歩いた=写真。
同市西条の男性(64)は「団結して声を上げることは大事。続けて参加したい」と話していた。
同協議会は昭和54年に結成。暴力団の進出阻止を目的に実施した決起大会をきっかけに、その後も年1回のパレードを継続して行うようになった(橋本)