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手作り弁当を手渡し 原自治協議会が初めて実施

  • 2021/05/11

 

 東広島市八本松町原の原自冶協議会(串山国男会長)は2月27日、77歳以上の一人暮らしの高齢者67人のうち希望者47人に、黒豆ご飯や炊き込みご飯、地場の野菜を取り入れた弁当を手渡した=写真。
 弁当の配布は初めて実施。同協議会の女性部9人が調理を担当。原地区に伝わる神楽『菖蒲の舞』にちなみ「菖蒲ちゃん弁当」と名付け、原保育園の年長児と原小学校6年生からの「いつまでも元気で」などと書かれたメッセージや絵と共に、原在住の佐々木チサコさん(87)の絵手紙を添えた。
 配布対象者でもあり、弁当作りにも参加した大谷澄子さん(77)は「みんなとわいわいと作ることができ楽しかった。人に会うことが長生きの秘訣(ひけつ)ですね」と顔をほころばせた。(新海)

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