卓球元日本代表の藤井寛子さんによる講習会(アザー・スポーツ・パフォーマンス主催)が2月21、22
の2日間、東広島市八本松飯田のシャープ広島スポーツセンターで行われた。
二日目の午前中は小中学生を対象とした講習があり、北京五輪代表の福岡春菜さんも講師に加わって、スピードに合わせて腕を引くフォアハンドの動きや肘を前に出すバックハンドの構えなどを説明。参加者約60人は世界で戦った技術を少しでも多く学ぼうとが熱心に耳を傾けた。
実技指導では藤井さんがボールを時計の文字盤に見立て「ラケットの面をボールの2時から3時の間に当てて振り抜くように」などとアドバイス。
その後、12台の卓球台に分かれてボールを打ち合い、藤井さんがフォームなどを見て回った。
西条小学校6年生の大内深雪さん(12)は「バックサーブの打ち方を直接指導してもらい、うれしかった。これからも卓球を続けて日本代表を目指したい」と話していた。 (松永)