東広島市高屋高美が丘8の市立高美が丘小学校の3年生86人は3月10日、市内5校の合作となる平和を願う「世界一大きな絵」の1ピースを完成させた。広島大学の学生も協力した。
東西条、西条、入野、風早の4校もそれぞれに完成させており、この日で1枚が完成。
1ピースは横1、縦5の布で、5ピースをつなぐと10枚の花びらがある一つの花になり、デザインは学生が担当した。
高美が丘小の杉原健太君(9)は「戦争がない世界にしてほしいと願いながら色を塗った」と話していた。
NPO法人アース・アイデンティティ・プロジェクト(東京)の企画で、賛同した東広島市教育委員会と広島大学が実行委員会を立ち上げて進めてきた。
同法人は世界中でこの活動を行っており、2020年の東京オリンピックでは、集まった絵を一つにして展示する計画。 (西村)