御薗宇小学校区住民自治協議会(竹井春江会長)はこのほど、同地区の防災マップを完成させた=写真。
昨年4月から同協議会の防犯・防災部会(高橋哲次部長)の26人が中心となって危険箇所や避難経路を考えながら作成。地図には避難場所、浸水が予想される区域、土砂災害危険箇所、避難経路、実際に浸水したことのある場所などが示されている。
高橋さんは「黒瀬川の水位が上がりやすくなっているように感じる。マップを活用して、家族で一度避難経路を考えてみてほしい」と高橋さん。竹井会長は「みんなの協力でできたマップ。思いを行動に移したことが目に見える形になるのはうれしい」と笑顔で話した。 2000部作成し、今後、各家庭に配布するほか、市指定の避難場所5カ所や地区避難場所9カ所に掲示する。同区ではフジグラン東広島も避難場所に指定されており、食料品売り場のレジ近くにも掲示している。 (西村)