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レゴブロックで原爆ドーム   三永小・道岡君の夢かなう

  • 2021/05/11

レゴ制作メンバーの左から高田さん、杉平さん、道岡君、吉田君、樽谷君

 

 「レゴブロックで広島にある世界遺産を作りたい」という東広島市西条町下三永の市立三永小学校4年生・道岡咲翔君の夢がこのほどかない、高さ25、80四方の原爆ドームの作品が完成した。
 ブロック玩具「レゴ」が好きな道岡君が3年生のときに青少年育成広島県民会議の平成25年度の「夢配達人プロジェクト事業」に応募し、採択された。
 道岡君と同級生の高田彩妃さん、杉平悠衣果さん、吉田篤弘君、樽谷葵君がレゴの制作メンバーとなり、特別なブロックを取り寄せる間に、5人で手元にあるブロックを使って土台を作成。3月12、13日に東大レゴ部員2人が三永小を訪れ、4年生全員に制作過程の説明をして、道岡君ら5人と作品を作り上げた。
 らせん階段も約5のブロックで再現。今年8月に広島が被爆から70年を迎えることから、原爆ドームの周りに「70th HIROSHIMA」の文字を入れた。
 道岡君は「完成してとてもうれしい。たくさんの人に見てもらい、二度と戦争を起こしてはいけないという思いを強くしてもらいたい」と話す。しばらくは同小で展示をして、平和学習に役立てる計画。 (橋本)

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