60歳以上を対象とした生涯学習講座「東広島熟年大学」の入学式が5月10日、東広島市西条町の市総合福祉センターであった。新入生300人が21講座31教室で3年間学ぶ。
山内吉治学長は体の動く間は社会貢献したいという自身の思いに触れ、「多くの仲間との出会いが支えとなる。ここでの学びを通じて夢のたまごを見つけてほしい」と激励した。
夫婦で水彩画とガーデニングの2講座に入学した亀井美輝さん(65)と志保美さん(63)は、「マンションでもできるガーデニングを一緒に学びたい」と講座の開始を楽しみにしていた。
式典の後、日本予防医学会の名誉理事長・原田康夫氏による「健やかに老いる知恵~健康と生涯学習~」の内容で記念講演が行われた。 (松永)