仏教の開祖、釈迦の誕生を祝う「安芸津町花まつり」が5月10日、東広島市安芸津町木谷の慶寿院で開かれた。安芸津町内にある9つの寺でつくる安芸津仏教会が会場を持ち回りで毎年5月の第2日曜日に開催している。会場には甘茶やわた菓子、ポップコーンなどふるまいもあり多くの親子連れでにぎわった。
子どもの健やかな成長を願って張り子の白いゾウを引く稚児行列にはきらびやかな衣装に身を包んだ幼児から12歳までの子ども95人と保護者、20人の安芸津バンドサークルも参加し参道を練り歩いた。
4月25日に大地震のあったネパールが釈迦生誕の地であることから、安芸津仏教会は救援活動をしており、当日は同院内に募金箱が設けられた。
祖母が同地区在住で西条町から母親と訪れた能島千幸ちゃん(6)と美古都ちゃん(4)は稚児衣装で行列に参加。「暑かったけど楽しかった」と笑顔。 (松永)