花の種の目録を受け取る児童
花の栽培を通じて「命の大切さを知り、思いやりの心を育ててほしい」と、東広島竹原人権擁護委員協議会は5月27日、東広島市黒瀬町の市立乃美尾小学校で「人権の花」の種の贈呈式と人権教室を開き、全校児童90人が参加した。
土居信惠協議会副会長は「花の種をまくことは命を宿すこと。一人ひとりに命の種がある」と呼び掛け、アサガオやヒマワリなど10種類の花の種の目録を贈呈。仲間の大切さを説くアニメを上映した。
6年年の左近あすかさん(11)は「今回の話を聞いて、みんなと仲良くするために自分から気軽に話しかけていきたいと思った」と感想を話した。
人権の花の運動は、広島法務局東広島支局と市が昭和57年に始め、今年度は市内の小学校と特別支援学校の6校に種を贈る。 (新海)