地域の自主防犯活動の中心として活躍するボランティア「地域安全推進員」などの委嘱式が6月2日、東広島市市民文化センターで行われた=写真。市防犯連合会、東広島署主催。
委嘱を受けたのは、地域安全推進指導員3人、職域安全推進連絡員2人、地域安全推進員229人。
同市防犯連合会の宮川孝央会長は、東広島市全体では犯罪件数が半減している一方、高齢者を狙った特殊詐欺や、女性や子どもへ声をかける不審者の声掛け発生件数が増加していることを受け「日本一安全で安心の東広島市を目指そう」とあいさつ。
初めて委嘱を受けた郷田小学校区の木原喜美子さん(63)は「子どもは地域の宝。女性だからこそできる声掛けを続けていきたい」と話していた。
推進員の任期は2年間。地域での見守り活動のほか、警察や消防団と連携しながら防犯に関する行事に参加するなどする。 (松永)