東広島市高屋高美が丘4の市立高美が丘小学校(澤田直哉校長、509人)は6月19日、食育授業参観を行った。同校で全学年一斉に食育の授業参観を行ったのはこれが初めて。
栄養バランスや食事の工夫、かむことの大切さなど、各学年に合わせた内容で授業が行なわれた。
4年生は3クラス合同で、高屋町の「歯の健康ドクター」の歯科医師・藤中千恵美さんが「食べるとは」をテーマにした話を聞いた。
モニターには、歯のレントゲン写真や飲み込む様子を映したレントゲン動画などが映しだされ、子どもたちからは驚きの声が上がった。4年生の三宅耕平君は「歯はかむだけでなく、硬さを感じることができるなどいろいろな役割があると分かった。歯を大切にしていこうと思う」と感想を話した。
澤田校長は「食育は学校だけではできない。保護者に学校での取り組みを知ってもらい、家庭でも食育について考えてほしい」と話していた。 (西村)