東広島市防犯連合会は、携帯電話やスマートフォンをかざすと東広島地域の犯罪発生情報を見ることができる自動販売機の設置事業に取り組んでいる。6月19日には東広島市西条中央5の錠・防犯機器販売店「カギのひゃくとう番」の敷地内に、同店をオーナーとする1号機を設置。設置には、自販機販売会社ビバックスと飲料会社アシード株式会社が協力。防犯活動を支援する自販機を設置するのは広島県内で初。
自販機には広島県の防犯マスコットキャラクター「モシカ」がデザインされており、前面のQRコードを携帯電話やスマートフォンで読み取ると、東広島地域のちかんやひったくりなどの犯罪発生マップが表示される。売上金の一部は同会に寄付され、青パト事業など地域の防犯活動に役立てられる。
同会の久保田博己事務局長は「この自動販売機を利用することで、防犯への意識を高めてほしい」と話していた。今後100台の設置を目指し、新たな設置場所とオーナーを募集している。 (越智)