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運営・選手すべて女性 空手大会が節目の15回目

  • 2021/04/28

型試合の幼年の部決勝

 

 第15回錬心舘広島地区本部女子総合選手権大会が7月5日、東広島市西条町田口の東広島運動公園で行われ、5歳~50代の門下生約100人が出場し、型・組手で対戦した。全日本少林寺流空手道連盟錬心舘広島地区本部の主催。
 全国の錬心舘の中で女子のみの大会を行っているのは同地区本部だけ。会場準備から片付けまでを女性の門下生が担当している。15回の節目を迎え、正木安子大会委員長は「この大会が目標となり、力のある選手が育っていると感じる。これまでに女性の師範代が3人も誕生しており、誇らしく思う」と振り返った。
 保護者や観客が見守る中、選手は「えい」と気合いがこもった掛け声を会場に響かせた。サイや棒を使った演武も披露された。
 東広島市西条町寺家の女性(72)は小学1年生の孫の試合を見て、「孫の成長がうれしい。女性だけで優しい感じがする大会ですね」と話していた。(橋本)

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