県内唯一のKボールの野球チーム「東広島・呉選抜」は9月20〜22日、千葉県で開催される全国大会に出場する。8月23日は島根県選抜、8月29日は山口県宇部クラブ、9月6日には福岡県選抜と親善試合を行い、全国大会に向けて汗を流した。
遊撃手の磯松中3年生の河内駿斗君(14)は「まずは初戦突破、そして優勝を目指して戦う」と意気込む。
社会人野球チームの伯和ビクトリーズも同チームをサポートし、全国での活躍を支援する。
Kボールは軟式野球から硬式野球へのスムーズな移行を目指して、重量と外径は硬式と同一、内部構造は軟球と同じ構造で開発されたボール。東広島・呉選抜は軟式野球部を引退した東広島と呉の各中学3年生が、高校入学までの半年間を埋める目的で14人が集まり、8月初旬からチームとしての練習を始めていた。
(待田)