スマートフォン向け無料オンラインゲーム「Ingress(イングレス)」の初心者向けイベントが9月5日、東広島市で初めて行われ、会場となった東広島市西条昭和町のホテルサンライズ21には、約50人が集まった。
地球全体を陣地とした壮大な陣取りゲームで、スマホの位置情報を使い予め登録されたポイント(ポータル)を見つけ、自分の所属するチームの陣地にするため相手チームと競い合う。
ポータルは、記念碑、史跡、特徴のある建物などが設定されており、参加者が申し込んで新しいポータルを設定することもできる。このため、各地で観光や地域おこしの効果が期待され、注目を浴びている。
イベントでは、ゲームについてのプレゼンテーションを聞くなどした後、酒蔵通りや西条周辺のポータルを歩いて回り、協力して徳利と猪口の形に陣地を作り上げた=写真。
イベントの実行委員を務めた東広島市西条町の三谷秀良さんは「たくさん歩くので健康にもいいし、東広島市内の知らなかった面白い風景を発見できて楽しいです」と笑顔で話していた。(西村)